実験に復帰、したものの…
月曜日…(AM) 新しい実験の計画、調べ物。物品の選定を1件。(PM) 実験計画続き。学部仕事を少し。実習のレポートを100冊受け取る。(夜) 植菌。来年度の講義のシラバスについて考える。
火曜日…(AM) 顕微鏡の選定詰め。(PM) 実習の続きをするデザイン学科の学生さんに応対しながら、レポートを見る。どうやって点数を付けたものだか迷う。(夜) 学部仕事。
水曜日…(AM) 実験計画を考え終わる。(PM) 学部仕事、レポートの採点作業。はかどらず。(夜) ついに実験を開始。
木曜日…(AM) 学部仕事。実験。(PM) Ym先生の特別講義を聴講する。Kw先生から誰かが書いた文章の校正を頼まれ、書き直しで半日潰してしまう。レポートをもう100冊(どうも少ないが)受け取る。(夜) 実験。
金曜日…(AM) 学会発表にエントリーしておく(微妙な表現だ)。別の実験の計画を考える。(PM) デザイン学科のレポートを採点。やっと方法が分かってくる。(夜) くたびれたのでワゴンを組み立てる。
土曜日…(AM) シラバスの準備、「エコプロ」のことを少し考える。(PM~夜) 実験。
日曜日…(PM~夜) 実験+サイエンス学科のレポート採点を終える、はずだったのに、二兎を追う者は…。
採点方法を試行錯誤してしまった時点でアウト。学部仕事も要領をつかめてなくて、やたら時間がかかる。いろいろ難しいなぁ。
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実習のレポート、以下のようにして採点してみました。
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1.テキストを読んでいるか?
2.正答しているか?
3.考えて回答しているか?
4.すべて記入しようとしているか?
5.丁寧さ・意欲が見られるか?
というところを評価したい。これらの点を反映するような部分(回答だとか、絵だとか)をいくつかピンポイントで選んで、それぞれに3-5段階で評点を付け、それらの合計を元に総合点を付ける。遅れて提出した分については、遅れた時間に比例して減点。写したような印象を受けるのもあるが、勘案しない。そこまで面倒見ない。あと、出席は前提。
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「予定」ですが。
適当に出来のいいのから並べて、順番に点数を付けていけばいいか、と思ったのですが、これだけの数あると不可能なことが判明。結局、手間なようでも綿密に計算して数値化するのが一番早い、という結論に達するのに3日くらい試行錯誤してしまう。
しかし、200冊って…。
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客員教授でいらっしゃるYm先生、76歳。お元気そうで何よりでした。
いわゆる「植物の分子生物学」を日本に導入した先駆であられるわけですが、学生さんにその意味の大きさがどれだけ伝わっていたのだか…。確かに内容は散漫なところもあり、最後はお疲れのようでしたが、若い人たちへの期待とか、励ましとか、そういった澄み切ったポジティブな気持ち、その「思い」を述べられた部分を受け止められたらよかったかと。
しかし専門外の話をされるより、日本の植物分子生物学の歴史を語っていただいた方が面白いんじゃないかと思いましたね。一つの学問はどのように生まれ、発展するのか。先生も含めて、誰がどのようにそれに寄与してきたのか。たぶん研究内容が1-2回生にはまだ難しいだろうから、という配慮なのでしょうが、学問の内容は難しくても、その全体を歴史として、お話として理解することは出来るはず。ドイツでも、F先生の前任のDr先生はリタイヤされてから光合成細菌研究の歴史をまとめられていて、こういうものから後進の者が学べることは多いよなぁ、と思った記憶があります。来年そういう話をしていただけないかどうか、頼んでみよ。
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実験を始めたとたん、意外にスケジュールが詰まっていることに気が付く。それでも4ヶ月ぶりに時間のあるっぽい今月は、何とかして前へ進まなくてはなりません。
ガスクロの分析条件を模索しながら、ほったらかしだった部品類を全部整理。ハイパーきれいに。
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というわけでblogも(一週間を反省するための)業務日誌だけで精一杯ですが、また来週。